一手間かけるとより美味しく
頼む3月よまだ終わらないでおくれ…と思っている人も多いであろうこの時期。
そんな方々には誠に申し訳ないんだけど、2月中旬頃からずっと「3月は早く去れ」と思っていた私は、やっとこの3月が終わろうとしていることに胸を撫で下ろしている。いや、胸を躍らせている。
というのも配偶者が大変多忙で、3月の31日のうち17日は出張で不在というサディスティックスケジュールだったからです。もうね、ほぼ居ないわけ。
これがまあ私1人と猫だけなら気楽に「いってらっしゃーいお土産は赤福ヨロピクー♡」ってな感じなんですが、生後250日ぐらいの人がいるからさ。ちょっとずっと1人だとツラ…ってなってたわけです。
話し相手、猫と生後250日の人だけだからよ。語彙力の著しい低下が見られて大変よ。たまに子育て支援センター的なところ行って、他のママさんたちに話しかけられても全っ然喋れねーーーー。言葉が出てこない。ヤバイ。赤ちゃんとしか喋れない。
やっぱりちょっとリアルな人間(大人)と会話しないとヤバイわ。
なんてことに気がついた今日このごろです。
そんな今日も配偶者はどこかへ出張へ行ってまして、私は1人、大好物の豆腐丼を食べてからこれを書いているというわけです。
要は冷や奴をご飯の上に乗っけたというだけの豆腐丼。
冷や奴に乗せて美味しいものは、ご飯が進むものばかりですから美味しいに決まっているわけです。今日は、ごま油でカリカリにしたしらす、ネギ、鰹節、天かす、韓国のりをトッピングいたしました。豪&華。
これにニンニク七味と醤油かけて食べた。最&高。
これ作る時に、冷蔵庫の中で消費期限が3日ほど切れたしらす発見しましてね。賞味期限切れはあんまり気にしないタイプの私も、消費期限が切れてるのには少しビビりまして。でも捨てるの悔しいから、
(そうだ!ごま油でカリカリにしたら火も通るし香ばしくなって最高じゃん!)
と思いついてフライパンで炒めてたんですよ、しらすを。
やったことある人はわかると思うんですけど、しらすを炒めるとピチピチ跳ねるんです。死んでるくせに。超跳ねるんですよ。それがね、あろう事か私のこの曇りなき眼に入ってきやがって。
しぬかとおもった。
熱々のごま油たっぷりまとったしらすが右目にジャストミートやで。熱いのと痛いのとビックリしたのとでマジで泣いた。泣きながら水でじゃぶじゃぶ洗って、手のひらを窪ませてアイボンして何とかなったけど、まだ若干違和感がある…。
ちょうど泣いてる時に配偶者からメールが来たから、
「今目にしらすが入って死にそうになってた」って状況を説明したら、人と一緒に居たらしくて「ちょっと笑わせないでもらっていいですか」って返信が来たから、「黙れ小僧!どこに笑うポイントがあるんだ」って、モロの写真送っといた。
痛い思いをした甲斐あって、しらすがいいアクセントになった今年一番の美味しさの豆腐丼となりました。皆さんも是非お試しください。薄目で炒めるといいよ、しらす。